Dreamscopeを使い始めて一番最初にやることはアイデンティティの設定です。本稿ではアイデンティティの使い方について書いてみます。
アイデンティティのシステム的な意味合い
Dreamscopeのデータの大まかな論理構造はアイデンティティ毎にゴールを作って、ゴール毎にタスクを作っていくという形です。つまり、システム的にはアイデンティティはゴールやタスクを束ねる箱になります。
普通のタスク管理アプリではDreamscopeのアイデンティティに相当する項目は「ワークスペース」や「プロジェクト」などと呼ばれるのが一般的です。これでも特に問題はないのですが、夢の実現に関してもう少しメッセージ性のある項目名が良かったので、いくつか検討して最終的にアイデンティティという項目名にしました。
将来なりたいものを書き出す
Wikipediaによればアイデンティティとは
「自分は何者であり、何をなすべきかという個人の心の中に保持される概念」
とあります。少し難しい表現ですが、要はあなたは何になりたいのか?ということです。
もしあなたが、「お金持ちになりたい!」ならたとえば「資産家」なんてどうでしょう?
「バイオリンが弾けるようになりたい」なら「バイオリニスト」はいかがでしょう?
もっと具体的に憧れている人がいるならその人の名前を借りるのもよいかもしれません。
おもしろいものでたった一つキーワードを書き出すだけで不思議とワクワクしてきますし、「そうなるにはどうすればいいか?」と脳が勝手に動き始めます。
「なりたいもの書いたって、今がこんな状態じゃかなうかどうかなんてわからないし。。」
それはそうですが、書くのは自由ですし、労力もかかりません。だけど書いた方が夢がかなう確率は上がります(関連記事:「夢を書き出せば、夢がかなう」は本当か?)。それなら好きなことを書いた方がいいでしょう。
何にでもなれると思っていた子供の頃のように、心のブレーキを外して、自由な気持ちで、なりたい自分を象徴するキーワードをアイデンティティとして書き出してください。まずはDreamscopeの中でなりたいものになってしまいましょう。
アイデンティティの登録方法
アイデンティティはゴールビューで右下の+ボタンを押下することで登録できます。